場所；鹿児島県奄美大島
8月22日
今日は活動する最後の日である。実は次の日の朝にでる船で僕とバブーン氏はトカラ列島の宝島に行く予定だったのだ。後輩を捨てていくどうしようもない先輩の計画を笑って許してくれたみんな、ありがとう・・。
であるからトラップを回収しにいく。結局このトラップでは何も採れず、自分の採集能力の無さに涙を禁じ得なった。でもさーおれって湿地帯の貴公子だもんねークワガタなんてしらんもんねーー、と自分を弁護してみても虚しいだけであった。くう・・・。
金作原林道。何も採れない・・・。
奄美名物"鶏飯"を某有名店で食した後(←これはとてもおいしい。おすすめ♪) 、今年の春できたという奄美野生動物保護センターに行った。きれいではあったが正直な話、もう少し中身が欲しいなあという感じだった。"生き物観察掲示板"なるものがあって(西表にも対馬にもあるけど)見かけた生き物の情報が書いてあるので、初めて来る時は参考になるのではないだろうか？僕たちもクロウサギの情報を投稿して帰ってきた。
夜は前日の興奮を再びということで同じ林道へ行ったが、まあ世の中そう甘くはなくウサギさんは出てきてくれなかった。そして住用の林道を爆走して金作原を抜け小浜キャンプ場まで戻ってきた。途中ヒメハブに出会い、生きたものは初めてだったのでじっくりと観察した。やっぱつちのこ・・・。
船が出るのは朝4時ととてつもなく早いので、夜のうちに港まで送ってもらい、小動物班の3人とはここでお別れした。みんな、気をつけて帰ってね。
さあ、バブーンとわたしはここからが本番である。あまりにもすがすがしく外したので心地よい。これから行くのはあの宝島。湿地帯の貴公子の名にかけてもここで結果を出さなければ・・・。
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