北の大地に舞え!!〜北海道網走支庁〜 |
期間;2002年10月15日〜19日 場所;北海道網走支庁 10月19日 涙のラストデーである。早いなぁ。午前中はもうシマチビ狙いで行くしかないので湧別川の方へと向かう。途中の支流でトライしてみるがマルガタシマチビばかりである。湧別川にも着いたは着いたが、規模が大きい。いったいどこをどう攻めたら良いのやら・・(今回気づいたが私は流水性昆虫があまり得意ではないらしい・・いる場所が良くわからん・・)。それでもなんとかいそうな場所を発見。キンギョアミを炸裂させる。コォォォイイイッ!!!!来たのはゴマダラチビゲンゴロウであった。自己新ではないものの、うれしい。それにしても小さいが美麗な種である。これを見たら貴女も感動すること間違いなし。次に来たのがキベリマメゲンゴロウ、であった。こいつも自己新ではないものの、局地的な種でありうれしい逸品である。そして、ふと気づくと網の向こう側に何かがしがみついている。誰?ぬおっ!!!ハセガワドロムシではないかっ!!!!何気に相当うれしい。想像していたよりも大きく、かなりかっこよい。その後は川べりで弱っているサケを見学し、河原を疾走するねづみを捕獲し、河川敷のクロズマメゲンゴロウを採集し、とまあ色々遊んで、湧別川をあとにした。 ![]() サケ。しゃけ。サァァァモォォォン!!!でかいよ・・ 午後はばいかださんとゆったり鳥でも見ることにしたので、トウフツ湖の白鳥公園へ向かう。タンチョウがみたいですぅ。との要望に連れて行かれた場所でいきなり空中に飛んでいるタンチョウを見ることに成功した。あ、ありがとうございます。丁度ねぐらに帰るところではないか、とのことでラッキィでした。それにしてもでかい鳥だ。野外で見るとまた、格別ですね。次に、女満別市の鳥見する遊歩道のような場所へ向かう。獣も鳥も色々いるそうだが、時期も時間も悪くゴジュウカラやキバシリなどしか見られなかった。ただ、オオミズスマシをばいかださんが採ってくださり最後にボーナスって感じである。もっといい時期に来るべきであろう。ここいら辺でとっぷりと日が暮れたので、土産を買うべくスーパーを探す。と思ったらなんとばいかださんがスーパーまで先導してくださった。ありがたいです。無事土産のホッケの干物とコマイの干物などを購入。飛行機は8時なのでまだ間があるが、空港に向かう。と思ったらなんとばいかださんは空港まで先導してくださった。感動です。もう足向けて寝れません。空港まで来たとこで記念写真を一枚撮影し、ばいかださん、いいずなさんとお別れした。今回は大変お世話になり、感謝感激です。また行きます。 ![]() エゾゲンゴロウモドキ(左2匹)とゲンゴロウモドキ(右と上) さて、以上でだいたい今回の旅は終了。今回は5日間で採集したゲンゴロウ科昆虫は23種、そしてそのうち14種が自己新という凄まじい結果。それもこれも、ポイントを教えてくれたLarva氏、安眠と栄養を与えてくれたばいかだ&いいずな両氏のおかげであります。初めていった北海道、特に道東部は何よりまず生物の密度が濃いの一言に尽きます。哺乳類はあんなに見れるもんじゃありませんて。また、ゲンゴロウ類も種によっては冬季は全くだめなのだな、ということが実感としてわかりました。次は時期を変えて色んな蟲が採れる時に行きたいもんです。 ということで、湿地帯の貴公子2002年度の大型旅行はこれにて終了。来年はどんな戦いが待っているのか・・。 |
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