伝説の始まり〜沖縄本島〜
期間;2002年3月7日〜11日
場所;沖縄県沖縄本島


3月7日
出発は午後4時福岡空港発のANAである。テンションを高めるため、この日に購入した沖縄出身5人組アイドルグループ「Folder5」のMagical eyesを爆音で聞きながら「ちっちゃな雪使いシュガー」第一巻を読みつつ(←全然沖縄には関係ないが)、その時を待つ。
「では、逝きますか・・」罵武運斎が家に現れ、我々は出発したのだった。

18:00過ぎ、時間通り那覇空港に降り立つ。思ったほど暖かくはなく、涼しい気候である。今晩宿泊する予定のK富士旅館が空港まで迎えに来るとのことだったのでその車を待つ。ほどなく、民宿の親父は現れたが、今思えばどことなく挙動不審であった。初めて見た那覇市のあまりの巨大さに驚きつつ、民宿の親父がしゃべる何事かわからぬ会話を聞き流していた。しかし、よく聞くと"家は非常に古い建物である"とか"風呂がない"とか"他で部屋を借りている"とか何か言っていたような気もする。まあその時我々はこれから起こる事態を想像だにしていなかったため、ただ"あーそすか"とうなづいていただけの愚かなサルであった。

さて、車はガンガン走っていき気がつけば"大人のお風呂屋さん街"をつき抜け、"愛する二人専用旅館街"に到着していた。「少し待っててね、ちょっと交渉してくるから」などといい親父はとある旅館の中に消えていった。???いったい何事か???ほどなく出てきた親父は「じゃあここに泊まって、料金は変わらないように言ってあるから」と言い残し混乱する我々をおろして闇に消えていった。旅館の中では親切そうなおじさんとおばさんが、「一番良い部屋を用意しておきましたんで・・」と語り2階へといざなう。愚かな我々もようやくことの事態が飲み込めた。・・そう、何故か男二人でいきなりラヴホテルに宿泊が決定である・・。っていうかヲイ!!K富士どういうことやねんこれはっ!!まんまとしてやられた。さすが沖縄本島である。まあ、でも結構いい部屋だし、寝るには良いかもね。ベッドは一つしかないけど。私は共に寝ようと罵武運斎にしつこく迫ったのだが紳士な彼は、いえ下で結構、とおっしゃり二人の甘い時間は訪れなかった。


ホテルで四角紙(蟲入れ)を作るおいかわ丸




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