湿地帯の貴公子誕生〜与那国島〜
期間;1999年3月30日〜4月4日
場所;沖縄県与那国島


与那国島


登場人物紹介;
おいかわ丸・・自称湿地帯の貴公子。虫屋でありなかでも水生昆虫に美しさを感じている。
バブーン・・カレーとウルトラマンにうるさい。クモ屋である。
Dr.kitsch・・○○が好きだが本職はシダ屋である。

わたくしおいかわ丸は某大学の生物研究部に所属している。1999年度からは昆虫班の班長に就任してしまったのだ。まあ班員がわたし一人だけであるから実力などはまったく関係ない。しかし湿地帯の貴公子などと言ってはいるが昨年度はほとんど採集活動らしいことをしていない・・。これではいけないのではないだろうか?新入生に対して示しがつかないのではないか?。そう考えたわたしは同じく班員がいないため自動的に班長に就任していたバブーン氏(小動物班)Dr.kitsch(植物班)の二人に声をかけてみた。「合宿の練習ってことで与那国島にいかない?」・・・なにゆえ与那国島だったのだろうか?理由など無い。遠ければ良かったのである。そう与那国島とは日本で一番西にある島、最も台湾に近い島である。両氏も二つ返事で乗ってきた。 与那国島には福岡から飛行機で石垣島まで、そしてそこからフェリーで行く事にした。ちなみにスカイメイトを使って行ったので福岡−石垣間は往復約3万円である。これは全行程フェリーよりも若干安いくらいである。(ただ21歳までしか使えない手ではある。)話はとんとん拍子に進みいよいよ1999年度始めの活動として、そして記念すべき湿地帯の貴公子として初の南西諸島へ、1999年3月30日、我々は与那国島に飛んだ。



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