湿地帯の貴公子誕生
期間;1999年3月30日〜4月4日
場所;沖縄県与那国島


4月3日


なんと活動できるのはこの日が最後である。この日の予定は祖納まで自転車を返しに行ってバスで比川に戻るというものであった。どうせならまたカレーを食べようということになり久部良経由で行くことにした。カレー屋で先日書いた落書き帳に各々戦果を記す。しかしこの3日間で我々以外に書いている人たちは皆無であった。やや寂しい気もする。次に祖納の田原川水源地へ向かう。水量は大変豊富で道化のようなタネカワハゼや銀色に輝いたユゴイ、巨大なテラピアが泳いでいた。Kitsch氏、バブーン氏の2人はすぐにシダ、クモを物色している。わたしも渓流性のアトホシヒラタマメゲンゴロウがいるかも、と網を入れてみたがコンジンテナガエビやオニヌマエビのようなもの、また変わった巻き貝ぐらいしか採れなかった。かろうじてコセアカアメンボが採れたが・・まあ何もここで採集することはない・・。自転車を返した後予定どうりバスで比川へ。ちなみに与那国島のバスは島内を右回りか左回りかに一周する路線で日に合計3本しかなく、またバス停に書いてある出発時間はかなりいい加減なので利用したい人は最低前後20分は見ておいた方がいいように思う。
最後の夜は浜辺でオカヤドカリのいろいろな色違いをさがして遊んだ。

最後の夜
最後の夜・・




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