雨と未記載種 |
期間;'04,2,26〜3,3 場所;沖縄県石垣島・与那国島 3月2日 世間一般ではひな祭り!!でも我々には最後の一日である。本日の目標はずばり、与那国島特産種のヨナグニアシナガミゾドロムシ!!。これは某河川でタコドレであるとの密情報を得ているのでそこに向かう。とにかく雨がひどいので全くテンションがあがらない。やる気なし。呆然としながらもとりあえず川でガサガサやってみる。ハッ採れたッ!!これがヨナグニアシナガ!!かっこいいよ、かっこいいよママン。幼虫ばっかりだよ。なんとか成虫を6頭採って面目躍如。その後川の上流でトゲアシアメンボを探すが全くいない。どこいったんだー。ウガーーーー。 テンションが下がったまま、アンピンチビゲンゴロウとかそういうのを探して、一見どうしようもない湿地や水溜りを(土砂降りの中)探していく。コマルケシ、ウスイロシマ、ヒメ、タイワンセスジ、シャープツブ、ヒメガムシ・・ありえないほど素敵なミナミの島の普通種のオンパレードである。アハハ・・ ダメダ・・採れねえ・・ 最終的に飛行機で石垣島へ向かう。そしてあまりの雨のふりっぷりに、ワタシはついに楽しくなって(キレテ)、イヤーッハアッーーーと叫びながら島内をチャリで走り回った。もう終わった。そう時間が来たのだ。ヨナグニホンダへチャリを返しに行った。マスターは濡れ鼠になったハイテンションの我々を見て可哀想に思われたのであろう。なんと、プレゼントを下さったのだ。南国の大きな蝶々が好きなおいかわ丸とMac.は狂喜してありがたく頂いた。最後の最後にコモンタイマイ(注;外国産)が手に入りました。本当にありがとうございます。そして、合流した罵武運斎とともに三人で、この素敵な島を後にした。 神の一手ッッッ!!ズッキュゥゥゥゥン!!!! (モデル;罵武運斎※本文とはあまり関係ありません) 今回、目的の未記載のツブゲンゴロウ&ヨナグニアシナガミゾドロムシは無事採集でき、さらにいままであまり採ったことのなかったミナミツブゲンゴロウも採集でき、相変わらず期待を裏切らない良い島であった。ただ、いつもよりちょっと水が減っているかなあ、という印象があった。まあこの年だけのことかもしれないので良くわからないが、大きな環境変化が起こっていなければよいが、と少し心配している。どうせまた来るであろう与那国島、いつまでも変わらずに生き物がいてくれれば良いがと思っている。もう心の故郷になってしまいましたぜ・・ さて、気になるそのツブゲンゴロウは2005年めでたく記載されました。その名もナカジマツブゲンゴロウ(←ェェェェエエエ工工!!)。そしてそのお姿は→もう少ししたらUPしまつ。 |
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