炸裂〜奄美大島〜 |
期間;2002年3月12日〜16日 場所;鹿児島県奄美大島 3月14日 朝、中央林道を激走し、某河川にかかる某橋の下にて採集を開始する。まずは流水性の水生昆虫を狙う。HENTAI氏と共にウェーダーを装備、崖を滑り降りて川へ。流量は多く、水が綺麗でとても島とは思えない素晴らしさ。やや流れのゆるやかな所を漁ると目的のフタキボシケシゲンゴロウをはじめ、エグリタマミズムシ、岸辺の草のあるところを攻めるとマルガムシ、ムナビロツヤドロムシ(リュウキュウムナビロツヤドロムシ)、砂地の所を攻めるとマルナガアシドロムシ、アマミコチビミズムシと、狙っていたものも含め意外に簡単に採れた。付近の河原にはアマミノクロウサギの糞が至るところに落ちていて、自然度の高さを感じさせる。糞蟲はおらんかと探したものの、残念ながらこちらはさすがに無理でした。 すばらしい景観!! 午後はどうしてもサンゴアメンボが欲しかったので先輩方に付き合ってもらいよさげな海岸をいくつか回ったのだが、どこにも全く見当たらなかった。ううんんすんごく欲しいのだが・・きっと探し方が悪いのだろう。誰か採り方教えてください。まじで。 HENTAI氏は油井岳が見たい、とのことでそちらにも向かう。私は眠気に勝てず、その間寝ていた。雨も降り出し天気は下り坂である。HENTAI氏も成果なく、クソガァッ!!と叫んだところで一旦帰ることとした。 ガッツンなるアジの一種を夕食に食し(当然カレーはある)、夜はでで氏の秘密のヘビロードへ案内してもらった。しかし、これはあの先ほどの雨とあいまって、この私にしては珍しく色々見れてラッキィな散策になった。まずは、ヒメハブ。うう、こんなんでもなんかすごくうれしい(←もはや末期)。続いて道の至るところにアマミハナサキガエルとリュウキュウアカガエルが・・すんごい、すんごい!!そして、巨大なアマミハナサキがいるとのことで車を降りて近づいた瞬間、足元から何か飛び出した。ん?光を照らすとその先には、あっああああああああっ!!!!日本カエル界をしょってたつ逸材、あのイシカワガエル(幼体)さんではナイデスカッッ!!!激写しまくり、放流。でで氏、HENTAI氏もあまりのカエルの多さに興奮気味である。ふいにHENTAI氏は車の中から「そのカエルとってコォーーーーイッ!!」とアマミハナサキを指差し騒ぎ出した。そこでとらまえたハナサキを渡すと、HENATI氏は何を思ったかそのカエルを車内に落とした。次の瞬間、ああっ・・突然HENTAI氏が喘ぎだした・・。でで氏、おいかわ丸共に何が起こったのか理解できずにいたその時、なんとHENTAI氏のズボンの中に先ほどのアマミハナサキが足元から侵入していたのだった。 「おおぃっ・・あっ・・やばっ・・いかん、うふぅっ・・ああっっ・・・」 聞きたくも無いHENTAI氏の喘ぎ声は次第に切迫したものになり、ついに股間に到達したアマミハナサキに耐え切れずHENTAI氏は深夜の路上でズボンを脱ぎだした。まさに変態である。氏もカエルも無事であったのが幸いだが、さすがに生研変態王の異名をとるだけのことはある。本気のカエルプレイに、氏の実力を見せ付けられた思いだった。 さて、そんなHENTAI氏はともかく、その先の公園でもヒメアマガエル、リュウキュウカジカガエル、ヒメハブ3匹、アマミハナサキ、また別の場所ではアマミアオガエル、シリケンイモリ、ガラスヒバァなども見れ、"両爬の見れない"湿地帯の貴公子おいかわ丸にとっては夢のような一夜であった。 ああ、イシカワガエルさん・・ |
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