伝説の始まり〜沖縄本島〜 |
期間;2002年3月7日〜11日 場所;沖縄県沖縄本島 3月10日 今日の午前は蜘蛛タイムということで罵武運斎リクエストで林道を回る。とある林道では、崖に巨大な巣を発見・・どきどきして掘り進めて行くと、巨大な蜘蛛がぁっ!!いたらしく、罵武運斎は大興奮である。穴から追い出すので、下で捕獲してください、との指令に私は巣穴の下に手を添える。実は、この時私はどんなサイズの蜘蛛が出てくるのか想像していなかったのだが・・行ったっ!!との声と同時に私の手にとびおりてきた蜘蛛は、ジグモを放射能で2倍にしたような化け物であった。なっ!!っていうか、でかいって!!大抵の生物には驚かなくなった私であるが、この時はさすがにびびった。しかも罵武運斎、「ほほう、これはオキナワトタテグモですね・・」などと言っている・・解説はいいから早くしてくれぇぇ・・しかしそんな私に一向に構わず、入れ物のフィルムケースを探している罵武運斎。さすがのマイペースっぷりである。「いやいやめったなことじゃ噛まないから大丈夫ですよ」とかいいながらようやく取り込んだオキナワトタテグモに、しかし罵武運斎は思いっきり噛まれていた・・ヲイ・・しっかり噛むぢゃねーか・・・ オキナワトタテグモ。すげえっ!! その後は謝名城、喜如嘉、外堀田原などうろうろし、こまごまと何かを採集していった。午後は池タイムということで、初日にコガタノを採集したあの池でやらしてもらう。ここでは、歴戦のツワモノ、採集秘密兵器"ますらを"が根本から折れる、という痛恨のアクシデントがあったものの、なんとヒメフチトリゲンゴロウ1♀をゲット!!君の死は無駄じゃない・・(でもまあ、紐でしばったらなんとか使える程度の折れ方だったんですけどね)。さらに15センチ程度のかわいいタウナギがいたので採集して持ち帰り飼うことにした。タウナギ君は空気呼吸もできるスーパーフィッシュなので、酸欠による死亡はなく、その点では安心である。 途中見つけたオキナワアオガエル。 まだ時間があるので、森林公園というとこに行ってみる。まあたいして何もいなかったが、公園内の池で採った魚が"中国のネオンテトラ"ことアカヒレだったのには少々驚いた。さて、実は今晩はネットで知り合った沖縄在住の鳥屋クレイジーバーダー氏になんとヤンバルを案内してもらう約束があったのである。ということで待ち合わせのファ●リーマートに向かうことにする。途中の道ではなんとオオコノハズクが息を引き取っていたのでバーダー氏のお土産にと持ち帰る。待ち合わせのファミマにて、そのバーダー氏を待つが、急患(氏は獣医さんである)が出て遅れそうだ、との連絡が入ったのでそこらを車で散策する。その辺の水田の用水路にはサカナがたくさんいたが、すべてティラピア(恐らくジルティラピア)ばかりで最悪である。 クレイジーバーダー氏からもうすぐ到着、との連絡が入り、待ち合わせのファミマで初対面である。大変さわやかな印象のバーダー氏は挨拶もそこそこに、(土産のオオコノハズクは大喜びで受け取って頂いた)ではすぐに出発しましょう、とさすがに生粋のフィールダー的発言であった。バーダー氏の愛車ジムニーに乗り込み、ヤンバルを激走である。バーダー氏は鳥、両爬に大変詳しく、色々と楽しいお話をして頂いた。が、しかしこの日はあまりに寒かったようで、朝5時まで走り回って頂いたが(←というかクレイジーバーダー氏の驚異的な体力に驚いた・・)、実際なんもみれなかったのは残念な限りであった。「いやー先週は色々出てたんだけどねー」ううむ、ここまでくると私のヘビ運も凄まじい程無いことがわかる。ハハハ・・・ハァ・・ |
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