苦悩、その先にあるもの
期間;1999年7月24日〜7月29日
場所;鹿児島県徳之島


7月27日
朝から晴れている。ようやく採集日和ということで意気揚々と天城岳に向かう。晴れ渡る青空の下、緑色の照葉樹林を背景に飛び交うミドリナカボソタマムシとアヤムネスジタマムシを採集することができた。あまりに暑いので午後からはキャンプ場に戻り海で泳いだ。ナマコがいい感じ。

さて夕方からはお待ちかねライトトラップを仕掛けるべく再び天城岳に向かう。天城岳ではアカボシゴマダラという珍しいチョウがバナナトラップにきているを見かけたがチョウ屋のS⇔R君は採りのがしてギィギィ言っていた。夕闇がせまる頃いよいよライトが点灯する。さっそくアマミアオドウガネというコガネムシがやってきた。これは期待できるぞとうことでわくわくしていたが・・・結論からいうとアオドウガネばっかりであった。いや他の虫も来たには来たが95%位がこの虫である。もう大運動会を見ているかのようであった。続々と飛んでくる何百匹ものアオドウガネが次々と白布に止まりそれを結わえている紐に一列になって登っていく様はかなり凄まじいものであった。ここまで行くとファンタジーやね。うーん・・これはヤラレタ・・。

大運動会
ライトトラップに来た無数のアマミアオドウガネ。




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